梅野記念絵画館・ふれあい館
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL:0268-61-6161 FAX:0268-61-6162

ホーム >> イベント・展覧会 >> 荘司貴和子展

荘司貴和子展

  • 祭りの夜 1974年
  • 有明海 1976年
  • 作品II 1977年
  • 社にてII 1977年
  • 白いかたち 1978年

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展覧会概要

荘司貴和子展
主催者 長野県東御市、東御市梅野記念絵画館
会期 平成25年10月26日(土)〜
平成26年1月13日(月・祝)
会場 東御市梅野記念絵画館(小展示室を除く全館)
389-0406 東御市八重原935-1
TEL 0268-61-6161
FAX 0268-61-6162
料金 800円(高校生以上)・小中学生無料
15名以上団体700円
障害者割引、学校利用減免、減額制度もあります。
開館 午前9時〜午後5時
※午後4時30分までにご入館ください。
休館 毎週月曜
10月28日 / 11月5,11,18,25日 / 12月2,9,16日
12月24日から1月6日は年末年始休館
担当学芸員 佐藤聡史

展覧会パンフレットダウンロード

図録通信販売

「荘司貴和子展」開催にあたって
 東御市梅野記念絵画館館長 佐藤 修

 荘司貴和子に関する文献資料は少ない。中で、1980年(昭和55年)の「藝術新潮」8月号に掲載された加山又造氏の真情のこもった評が今もって新鮮で読む者の胸を打つ。

曰く
「稀有の才能に満ち」「単純極まりないのに、典雅で、えらくしゃれた感じ」「日本画という制約の多いとも思える素材、技法で、日本画のみが可能と思える抽象作品を、地道に、しかも才能豊かに、一貫して発表しぬいて居られ」「胸をときめかして見たのである」


「加山又造が推す荘司貴和子」と題され、39歳の若さで亡くなった画家を讃えたこの文章を読み、胸深くにしっかりと留めた人物がいた。当時東京京橋で「美術研究藝林」を拠点に活動していたコレクター梅野隆さん(当館前館長)である。
 この画家の絵に出会いたい、という梅野さんの一念が通じたかのように、平成18年、とあるオークションで梅野さんは、遂に荘司貴和子の大作を射止めた。今も絵画館の館長室に飾ってある「玄海の月」である。
 以来、いつか荘司貴和子の展覧会をとの梅野さんの夢は、残念ながら生前に実現することはなかったのだが、昨年の春、絵画館で、私たちはご夫君の荘司準さんの突然のご訪問を受けるのである。そうして今回の展覧会開催の道が開けた。
 梅野さんがあの世で念力でも掛けたのであろうか。まるで誰かが操っているかのような、ふしぎな巡り合わせであった。「芸術新潮」で、梅野さんが加山又造の評文を目にしてから30年を超える時間が経っていた。
 画家が亡くなった翌年遺作展が開かれた。それ以来の展覧会である。それだけの時間をおいたにもかかわらず、今回、函から出された作品は、まるで昨日描かれたかのように瑞々しい色彩を放って姿を現した。
「稀有の才能」が生んだ「典雅」な作品の数々、画家が大きな可能性を秘めたまま若くして逝ったことを心から惜しむ。この展覧会を機に、是非再評価されることを願う。