梅野記念絵画館・ふれあい館
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL:0268-61-6161 FAX:0268-61-6162

ホーム >> イベント・展覧会 >> 横井弘三展

横井弘三展

  • 自画像 1914年
  • クジラのオモチャ 1925年
  • 輝く夜景 1934年
  • 上高地 1941〜2年
  • 向日葵
  • 私と焼絵研究 1965年

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展覧会概要

横井弘三展
主催者 長野県東御市、東御市梅野記念絵画館
会期 6月21日(土)〜8月31日(日)
会場 東御市梅野記念絵画館(小展示室を除く全館)
〒389-0406 東御市八重原935-1
TEL 0268-61-6161
FAX 0268-61-6162
料金 800円(高校生以上)
15名様以上団体700円
障害者割引、学校利用減免、減額制度もあります。
開館 午前9時〜午後5時
※午後4時30分までにご入館ください。
休館 毎週月曜
6月23,30日 / 7月7,14,22,28日 /
8月4,11,18,25日
担当学芸員 佐藤雅子

関連イベント

横井弘三展ギャラリートーク

6月28日(土) 14:00 〜 15:30

展覧会パンフレットダウンロード

図録通信販売

異端の天才
東御市梅野記念絵画館 館長 佐藤 修


予備知識を持たないで横井弘三の絵画世界のドアを開けた人は、その妖しく、不気味さを秘めた画面の形象に少なからず戸惑いを覚えるでしょう。 「水彩」「油彩」「墨」「版画」は普通のこととして、「ペンキ絵」「漆絵」「焼き絵」までは想像がつきます。 ですが、「泳ぎ絵」「プラスチック画」となってくるとよくわかりません。

人生も一筋縄ではいきませんでした。 画家であり、玩具を創作し、小間物屋を開き、露天商となり、古本屋を出し、洋食屋で働き…。 何ものにも束縛されず自由であることは立派なことですが、組織や集団の中にあってはそうもいきません。 颯爽とデビューした中央画壇にあっても、直情径行ついに止まず、異端視され、孤立し、 やがて忘れさられていく……世間の常識という尺度からすれば無理からぬことであったのかもしれません。

「素朴派」「稚拙派」を名乗り「童心画」「東画」と称し、「怪奇派」とも自称しました。振幅の激しい言動に惑わされがちですが、 眼を凝らし、芯の部分だけを見ていきますと、ただ純粋に"絵を描きたい!"と叫んでいる、そういう姿が見えてきます。

50代に入り、故郷信州で過ごすことが多くなりました。 画家としても暮らしの上でも、郷里の人たちに助けられたようです。 紆余曲折の激しかった異端の画家の生涯も、晩年は故郷信州に支えられ、平穏な境地を得たように思えます。 横井弘三の画業の全容を眺望し、丹念にその足跡を辿られた小崎軍司さんは、その著作の序文にこう書かれています。最良の横井弘三評ではないでしょうか。

――横井弘三は自己の天才を信じて生きた、逞しい曲者(くせもの)なのである。 そして、その作品は横井以外の人には模倣しようとしてもできない独得の絵画世界を創っている。

(小崎軍司『横井弘三の生涯と芸術』=『画集 横井弘三の世界』郷土出版社刊所収)