梅野記念絵画館・ふれあい館
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL:0268-61-6161 FAX:0268-61-6162

ホーム >> イベント・展覧会 >> 荘司貴和子アンコール展

荘司貴和子アンコール展

  • 無題
  • 作品I
  • 有明海 1976年
  • 社にてII 1977年
  • 白いかたち 1978年

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展覧会概要

荘司貴和子アンコール展
主催者 長野県東御市、東御市梅野記念絵画館
会期 2015年 10月31日(土) 〜 2016年 1月17日(日)
会場 東御市梅野記念絵画館
〒389-0406 東御市八重原935-1
TEL 0268-61-6161
FAX 0268-61-6162
料金 800円(高校生以上)
15名様以上団体700円
障害者割引、学校利用減免、減額制度もあります。
開館 午前9時〜午後5時
※午後4時30分までにご入館ください。
休館 毎週月曜、冬季休館12月24日〜1月4日
11月2,4,9,16,24,30日 / 12月7,14,21,24日
2016年1月12日
担当学芸員 佐藤雅子

お知らせ

シャトルバス運行(田中駅〜梅野記念絵画館)

田中駅〜当館の区間で送迎を行います。

予約が必要ですので、お電話にてご予約をお願いします。

※ 2015年 11月15日(日)、12月13日(日)
※ 行き:田中駅11:00発 / 帰り:梅野記念絵画館16:00発

※ 要予約 / 申込:0268-61-6161

展覧会パンフレットダウンロード

「荘司貴和子アンコール展」開催にあたって
東御市梅野記念絵画館 館長 佐藤 修


荘司貴和子に関する文献資料は少ない。中で、1980年(昭和55年)の「芸術新潮」8月号に掲載された加山又造氏の真情のこもった評が今もって新鮮で読む者の胸を打つ。

曰く
「稀有の才能に満ち」「単純極まりないのに、典雅で、えらくしゃれた感じ」「日本画という制約の多いとも思る素材、技法で、日本画のみが可能と思える抽象作品を、地道に、しかも才能豊かに、一貫して発表しぬいて居られ」 「胸をときめかして見たのである」

「加山又造が推す荘司貴和子」と題され、39歳の若さで亡くなった画家を讃えたこの文章を読み、胸深くにしっかりと留めた人物がいた。当時東京京橋で「美術研究藝林」を拠点に活動していたコレク ター梅野隆さん(当館前館長)である。

この画家の絵に出合いたい、という梅野さんの一念が通じたかのように、平成18年、とあるオークションで梅野さんは、遂に荘司貴和子の大作を射止めた。作品の名は「玄海の月」である。

以来、いつか荘司貴和子の展覧会をとの梅野さんの夢は、残念ながら生前に実現することはなかったのだが、平成24年の春、絵画館で、私たちはご夫君の荘司準さんの突然のご訪問を受けるのである。そうして展覧会開催の道が開けた。

梅野さんがあの世で念力でも念力でも掛けたのであろうか。まるで誰かが操っているかのような、ふしぎな巡り合わせであった。「芸術新潮」で、梅野さんが加山又造の評文を目にしてから30年を超える 時間が経っていた。

画家が亡くなった翌年、昭和55年に遺作展が開かれた。それ以来の展覧会である。それだけの時間をおいたにもかかわらず、今回、函から出された作品は、まるで昨日描かれたかのように瑞々しい色彩を放って姿を現した。

「稀有の才能」が生んだ「典雅」な作品の数々、画家が大きな可能性を秘めたまま若くして逝ったことを心から惜しむ。この展覧会を機に、是非再評価されることを願う。 (2013年展覧会挨拶分)