梅野記念絵画館・ふれあい館
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL:0268-61-6161 FAX:0268-61-6162

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松下春雄とサンサシオンの仲間たち展
松下春雄「座像」
  • 松下春雄 和装の女
  • 松下春雄 風景
  • 松下春雄 三人集う
  • 遠山清 母子
  • 鬼頭鍋三郎 頃風景
  • 中野安次郎 運動場

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展覧会概要

松下春雄とサンサシオンの仲間たち展
主催者 長野県東御市、東御市梅野記念絵画館
会期 2017年 2月15日(水) 〜 3月29日(水)
会場 東御市梅野記念絵画館
〒389-0406 東御市八重原935-1
TEL 0268-61-6161
FAX 0268-61-6162
料金 600円(高校生以上)
15名様以上団体500円
障がい者割引、学校利用減免、
減額制度もあります。
開館 午前9時〜午後5時
※午後4時30分までにご入館ください。
休館

毎週月曜日(祝日の場合その翌日)
2017年1月17日〜2月14日(収蔵品整理のため休館)
2月20,27日 / 3月6,13,21,27日

担当学芸員 佐藤雅子

展覧会パンフレットダウンロード

書籍通信販売

松下春雄とサンサシオン
東御市梅野記念絵画館 館長 佐藤 修


梅野隆さんが東京・京橋の『藝林』で、松下春雄の展覧会を開催したのは昭和63年である。青春時代に古本屋で買った昭和10年7月号の「みづゑ」「物故作家を偲ぶ」という特集記事のなかに松下春雄の絵が紹介されていた。以来30年近く松下の絵を探し続けて、昭和63年とうとう遺族を探し当てることができたのである。
松下春雄は明治36年名古屋生まれ。家は貧しく小学校を出ると銀行の給仕として働く。大正10年に上京し本郷研究所に学ぶ。関東大震災で帰名。鬼頭鍋三郎、中野安次郎、加藤喜一郎との四人でグループ「サンサシオン」を結成。後に早川国彦、遠山清が加わる。
幾度もの帝展入選を経て、25歳ころから油彩画に専念する。以降30歳で歿する(白血病)までの精進ぶりについて鬼頭は、「ネジを巻き過ぎてゼンマイをこわしてしまった」と語る。
サンサシオンは、松下たち若者によって創立され10年後に解散する。名古屋画廊・中山真一氏曰く、「名古屋において社会的なひろがりを持ちえた稀代の洋画グループであった。」

昭和63年、藝林での遺作展開催にあたり、梅野さんは心境をこう記している。

絵は描かれた時代の影を色濃く落としている。松下春雄の絵は、大正・昭和初期の浪漫の匂いを放っている。既にその表現は過去のものであり、時代の古さを留めているにしても、彼の絵の放つ芳香は半世紀を過ぎて尚、息をのむ匂いをもって観る者に迫って来る。失われた心の歌を私に伝えてくれた。

サンサシオンというグループがもたらした活力と、その中核にいた画家・松下春雄の軌跡を辿ってみたい。