梅野記念絵画館・ふれあい館
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL:0268-61-6161 FAX:0268-61-6162

ホーム >> イベント・展覧会 >> 独立美術協会 東の雄 吉岡憲 VS 西の雄 小出三郎

独立美術協会 東の雄 吉岡憲 VS 西の雄 小出三郎 2017年10月15日(日)~2018年1月14日(日) 笛吹き 吉岡憲 / 緑の中の人 小出三郎
  • 漁村 吉岡憲
  • 江戸川暮色 吉岡憲
  • 母子 吉岡憲
  • 人 小出三郎
  • 人 B 小出三郎
  • 赤いドレス 小出三郎

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展覧会概要

独立美術協会 東の雄 吉岡憲 VS 西の雄 小出三郎
主催者 長野県東御市、東御市梅野記念絵画館
会期 2017年 10月15日(日) ~ 2018年 1月14日(日)
会場 東御市梅野記念絵画館
〒389-0406 東御市八重原935-1
TEL 0268-61-6161
FAX 0268-61-6162
料金 800円(高校生以上)
15名様以上団体700円
障がい者割引、学校利用減免、
減額制度もあります。
開館 午前9時~午後5時
※午後4時30分までにご入館ください。
休館 毎週月曜日(祝日の場合その翌日)
10月16,23,30日 / 11月6,13,20,24,27日
12月4,11,18日 / 2018年1月9日
冬期休暇 12月25日~1月4日
担当学芸員 佐藤雅子

関連イベント

講演会 吉岡憲と小出三郎を語る

2017年 10月22日(日) 13:30 ~

窪島誠一郎氏、吉岡愛子氏、三浦徹氏、小出君子氏による鼎談。

※ 要予約 / 申込:0268-61-6161

展覧会パンフレットダウンロード

俗に走らず
東御市梅野記念絵画館 館長 佐藤 修


以下は、梅野隆さんが小出三郎を論じた文章の導入部である。
「いつも思っていることだが、私は具象画でも、半抽象画でも、抽象画でも好き嫌いは全く無い。画家が自分の心の詩を画布に塗り込め、心のメッセージを送っているものが好きなのだ。描写、表現方法、構成の良し悪しなぞ、心の詩をじかに感じた後の褒め言葉に過ぎないと思っている。但し、後者も相応にうまくなければ、観者に作者が願った心の詩を伝え得ないことも事実なのであるが…。」と前置きした上で、小出の裸婦について、「大胆な構図、流麗な筆致であるが決して俗に走らず、裸婦が存在感をもって活写されている」と賞賛する。

次は、その小出作品のコレクター子の小出評である。
「戦後、海外の動向に狂奔した画壇の中にあって、時流に関係なく、また時として時流に背くが如く、自らの表現を求め続けた作家」とSさんは位置づけ、「裸婦であっても、農家であっても、花であっても、済んだ詩情に溢れているし、音楽が聞こえてくる。何を描いてもこのように感じさせるのは作家が自己を凝視し、己の精神空間の表現に真正面から取り組んでいるからではないか」と評するのはMさん。

冒頭の梅野さんの筆先は、小出から吉岡憲に及び、「共に好きな作家であり、吉岡の人物画、特に裸婦を手に入れたい」と告白する。

梅野さんの遺したこの言葉が今回の展覧会を企てる端緒となった。共に独立美術館協会を舞台にし、重厚な色調ゆるぎない存在感を放っていた小出三郎と吉岡憲。二人展として両者の作が競うように並ぶのはかつてないこと。吉岡と親交のあった大久保泰は、吉岡の自殺について「抽象絵画こそ絵の本質で、それ以外は絵ではない」と美術評論家やマスコミが吹聴した時代の犠牲になった、と語っていたという。
と俯瞰してみると、この二人の作家に共通して流れる気質が窺い知れるのではないか。ご高覧を願う。