梅野記念絵画館・ふれあい館
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406 長野県東御市八重原935-1芸術むら公園
TEL:0268-61-6161 FAX:0268-61-6162

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菅野圭介展 2019年4月13日(土)~6月23日(日) ハイデルゲルク風景 菅野圭介
  • 哲学の橋 菅野圭介
  • 山脈 菅野圭介
  • 海 菅野圭介
  • 海・伸 菅野圭介

展覧会概要

菅野圭介展
主催者 長野県東御市、東御市梅野記念絵画館
会期 2019年 4月13日(土) ~ 6月23日(日)
会場 東御市梅野記念絵画館
〒389-0406 東御市八重原935-1
TEL 0268-61-6161
FAX 0268-61-6162
料金 800円(高校生以上)
15名様以上団体700円
障がい者割引、学校利用減免、
減額制度もあります。
開館 午前9時30分~午後5時
※午後4時30分までにご入館ください。
休館 毎週月曜日(祝日の場合その翌日)
4月15,22日 / 5月7,13,20,27日
6月3,10,17日
担当学芸員 佐藤雅子

関連イベント

菅野圭介展 オープニングトーク講演会

2019年 4月14日(日) 13:30 ~

※ 要予約 / 申込:0268-61-6161

菅野邦彦 魂のジャズ

2019年 5月12日(日) 開場 13:30 / 開演 14:00

世界的ジャズミュージシャン、トニー・スコットと共演
六本木「ミスティー」初代ピアニスト
ブラジル、ニューヨークなどを旅し
世界初の”未来鍵盤”を考案
菅野圭介の甥であり、圭介と幼少期から交流を深める

※ 要予約 / 参加費:1,000円 / 申込:0268-61-6161

展覧会パンフレットダウンロード

図録通信販売

「菅野圭介展」によせて
東御市梅野記念絵画館 館長 佐藤 修


菅野圭介は、1930年代前半(昭和10年代から昭和30年代半ば)に活動した画家です。ちょうど第二次大戦を聞にはさんでの20数年間です。混沌とした世相の中で、ひとり菅野は、時代を超越するかのように、時のうつろいに揺らぐことなく、清冽な色彩に満ちた世界を画き続けました。不純物を取り去ったその半抽象の画面は、今も、悠久ともいえる浪漫の調べを奏でています。
菅野は1935年に渡欧し南仏グルノープルでジュール・フランドランに師事。帰国後、独立美術協会展で 注目を浴びます。
赤褐色の譜調が不思議な雰囲気を漂わせた作品は、独立美術協会の実力者であった児島善三郎を驚かせました。三岸節子もまた、この画家に好感を持った 一人でした。
菅野圭介は、1948年、画家三岸節子との『別居結 婚』を発表します。才能ある画家同士の、入籍もせず住居も別という“新しい形"の結婚スタイルはマスコミの話題となり、画家同士もこれを機に一層の仕事の充実ぶりを見せます。
1952年、菅野は再び長期の海外旅行に出ます。北米から南米、欧州をめぐる9ヶ月の旅行の成果は、より大胆な構図・色使いとなって作品にあらわれました。「暗い絵は容易である。一見暗い作品が深そうな 錯覚に陥り易いが明るい芸術こそ難しいのである。」という菅野の面目躍如です。が、この長旅は三岸節子との関係を破局へ導くこととなりました。
菅野は晩年、海を主題にした作品を繰り返し画きました。砂浜と海と空とを描いた絵は、三色旗のようでワンパターンだと評されました。しかしそれこそが菅野の色彩の旋律だったのではないでしょうか。
マンネリとかワンパターンとか誹られながらも、変わることなく、自分の詩と色と音楽をキャンパスに画き続けた画家・菅野圭介の作品群をご高覧ください。